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ろくモビ

クラブ

六本木のクラブとは
「係制」で「ママ」が1名以上存在し、六本木の中で「高い部類に入る客単価」となるような料金が設定されているお店。
高級クラブと呼ばれることも多い。

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相談・紹介

  • MYTHOS(ミトス)
  • FUSION(フュージョン)
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  • Bell Femme(ベルフェーム)
  • ENCHANTE(アンシャンテ)
  • 飲食代
  • 接客
  • 係システム
  • 給与・時給
  • メリット・デメリット
  • クラブ歴史

クラブの飲食代

キャバクラは時間制で、「時間制ではなく、座ってウン万円なのがクラブ」とよく言われている。
これは外れてはいないが、完全に正しい訳ではない。
クラブでは、最初のセット料金がキャバクラなどより高く設定されており、おおよそ1時間~2時間以内のセットとなる。(店舗により異なる) その後は、延長料金という形で○○分ごとに加算されていくが、最初のセット料金ほど延長料金は高くはない。
よって、クラブで1~2時間(セット内)飲むのと、キャバクラで同伴~ラストまで飲むのとを比べると、キャバクラの方が高くなる!というのはたしかに有り得る話しである。
どこのクラブでも「延長料金」またはそれに近いモノは必ず存在する為、座ってウン万円だから時間は関係ない...という訳ではない。
ちなみに、銀座も含め「クラブ」に時間という観念が一切ない!というのはかなり大昔に既に消滅している。
例えば、伝票上「延長」や「タイム~」という項目ではなく、「○○チャージ」という違う項目に時間とともに加算、または一定の時間以上いると特にオーダーしていないメニューが出てきてテーブルに置かれる...これも立派なタイムチャージと言える。(この2つも現在ではかなり少なく、六本木にはほぼない)
六本木のクラブの現在の平均客単価はおおよそ7万~8万円くらいとなる。

クラブの接客

お客様1名に対して女性1名が基本となるキャバクラと違い、複数で接客することも多いのがクラブ。
1名のお客様に対して「係女性」+「ヘルプ女性」で接客するのが基本となる。
これは必ず複数、お客様の人数以上の女性がつく、ということではない。
営業中の席での接客時に限らず、お客様への「営業活動」等々、全て含めてチームプレイとなるのがクラブ。
だが、お店全体が一つのチームという訳ではない。常に複数のチームが存在し、その時々場面によりチーム編成は自由に変わる。

クラブのシステム

係(かかり)
永久指名(えいきゅうしめい)
係とはキャバクラなどでいう本指名とは決定的な違いがある。
例えば、
六本木の某クラブに通っている『お客様Aさん』。
『お客様Aさん』はその某クラブで『Cママ』の係。(Aさんは『Cママ』のお客様)
その『お客様Aさん』に連れてこられて、初めて某クラブに来店した『お客様Bさん』。
この『お客様Bさん』のことを「枝=えだ」と呼ぶ。Aさんが幹でBさんはその枝、つまり『お客様Bさん』は『お客様Aさん』の枝ということになる。(普通に連れ客と呼ぶ場合も多い)
その某クラブに初めて来店した『お客様Bさん』の横についた『ヘルプD子』。
『お客様Bさん』は『ヘルプD子』をとても気に入り、その場で指名。(※1、これをクラブでも場内指名と呼ぶお店もある)
翌週、『ヘルプD子』は『お客様Bさん』と食事をして同伴してくる。
『ヘルプD子』は指名料・同伴料はもらえるが、『お客様Bさん』は『お客様Aさん』の枝なので、売上は『Cママ』に計上される。

指名(しめい)
場内指名(じょうないしめい)
お客様は係とは別に気に入った女性を指名して呼ぶことができる。
それが指名料1本○○円という形で個々の女性に金銭バックされる。基本的に一組のお客様、一枚の伝票で指名できる数に上限はない。(例外あり)
よって、クラブではどの席についても指名(同伴)をもらえるチャンスがある、ということになる。
この指名は、お客様からだけとは限らず、係の女性から指名を入れてもらえる場合も多い。(場面によるが、これを「付け指名」と呼ぶことが多い)
基本的な流れは、
お客様来店⇒係女性が最初につく⇒係女性がお客様に誰を呼ぶか?伺う⇒スタッフに指示を出す、こんな流れだが、
そこで例えば、そのお客様が気に入りそう...と係が判断して、まだこのお客様の席についたことがない新人女性を指名で呼ぶ、これも「付け指名」の一種であり、当然この場合でも指名料はバックされる。
これが係の指示で「紹介」でつける場合もあり、この場合は指名とはならず、当然バックもない。

クラブの給与・時給

日給○○円と、日給で言うのが本来のクラブだったが、現在は解りやすく時給○○円×時間で言うことが多くなった。
時給○○円×5時間=日給○○万円+指名料・同伴料
これが、もっとも多い基本的な給与システム。
自客を持っている女性の場合には売上スライド=売上○○円ごとに日給○○円アップ。(売上スライドには六本木の基準的なものが大昔よりあったが、昨今は通用しないことが多くなり、適用している店舗は少ない)
同伴の回数により、同伴何回以上で日給○○円アップ。
等々、女性によって細かく個別に給与システムを設定している店舗もある。
本入店時のおおよそのスタート日給は25000円~30000円。時給5000円~6000円くらいとなる。(指名料・同伴料などは別)

また、通常の日給(時給)とは全く違う形として完全売上契約というものが存在する。
各店のママ・チーママなどがこれに該当する。(タイトルのない女性でも完全売上の女性は存在する)
自分のお客様が支払った合計金額(これを総売上=そううり)に対して計上される部分=「給料対象となる数字」の項目が決められており、そこからの○○%がそのまま給料となる。
これは銀座のクラブの完全売上と同じだが、「給料対象となる数字」が銀座の場合には純然たる小計なのに対して六本木は若干異なる。(店舗によっての違いもある)
よって、給与のパーセンテージも銀座とは異なる。

ちなみに、基本的に給料日は月1回という店舗がほとんどであり、手渡し現金で支給される店舗がまだまだ多い。

クラブで働くメリット

どの席についても指名や同伴につなげる為のチャンスがあり、指名料・同伴料という形で全て金銭バックされる。(営業を仕掛けてはいけない席が基本ない)
お客様のことなど相談できるママや売上女性など、先輩たちの存在はやはり心強い。(スタッフも頼りになるが、同性の方がアドバイスが適格な場合もある)
自分が係となるお客様(自客)を多く持つ女性は、売上スライド・完全売上契約などにより上限なく稼ぐことができる。
逆に全くお客を持たない完全ヘルプ女性でも、指名料・同伴料などで稼ぐことできる。

クラブで働くデメリット

全く協調性がない!団体行動が大の苦手!そんな女性はいくら個人能力が高くてもクラブでは能力を発揮しにくい。(絶対ムリ!ではない)
自客以外は、同伴しても売上は「係」へ計上される。(同伴・指名料などはもらえる)
係や他の女性の手前、時には自分都合でアフターを断りにくい場面がある。
基本はお客様がキープしているボトルを一緒に飲む必用がある。(例外あり)
基本的に「同伴」などの最低限のノルマは必ずかかってくる(例外あり)

過去に六本木にあったクラブ

フェイス
1980年台~1990年頃に四丁目にあったクラブ。大型店だったようである。
花の園
東京都港区六本木3-14-9 ユア六本木ビル(現在は1階ファミリーマートのビル)にあったクラブ。
シャイ
銀座にもシャイとい同名の系列店舗を持ち、通称「ろくシャイ」「ぎんシャイ」と呼ばれていた。場所は当時六本木クラブのホステス御用達だった有名美容室「クララボウ」の近く。1990年頃に六本木シャイが先に閉店し、その後銀座店も閉店している。
スパンコール
※データなし
山崎桜
「やまざきろ」と読む。ロアビル沿いを東京タワー方面に向かって歩いていくとあるコンビニ「デイリーヤマザキ」の場所にあったと思わる。経営・形態ともにかなり変動があったが基本はクラブとして営業していた期間が長かった。
ルージュ
東京都港区六本木3-14-9ユア六本木ビル(現在は1階ファミリーマートのビル)の上階(最上階?)にあったクラブ。
マーヴェラス
※データなし
フレイア
正直屋ビルにあったクラブ。一時は系列店を同ビルで運営していた時期もある。某企業に買収されたとウワサとなったが、その後閉店した。
トプカピ
六本木三丁目「瀬里奈ビレッジ」地下にあったクラブ。(現在BARアンジェロ)瀬里奈グループの系列店だったということのようであるが、事実上この有名店の血を正当に受け継いでいるのはミトスグループである、ということは業界の誰もが知っている。
Picture
リニューアルオープンした六本木高級クラブ ミトス
先月の店内改装リニューアル⇒ママのバースデーで、連日満卓の六本木高級クラブMYTHOS(ミトス)!
そろそろ落ち着いたかな…と思い、撮影をさせて頂きました。
和・洋の融合?なのでしょうか??壁一面の「和」が、その他の「洋」と見事なコラボ!!と勝手に思ったのですが…いかがでしょうか?(全然違ってたらゴメンナサイ。)
2015年06月04日(木曜日)
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